原油先物の価格のみかた
東京商品取引所を例にみてみましょう。
始値、高値、安値、現在値、前日比は、まあいいでしょう。
注目すべきは、先物には限月(げんげつ)というものがあります!
なんじゃそりゃ・・・
例えば、限月が2020/05の場合、5月までに決済してね!
という意味です。
売買したら、ずっと保有することはできず、必ず5月までに決済が必要です。
ちなみに、決済しないでおくと強制的に決済されてしまいます。
そう、これこそが今回の暴落の原因ですね。(下の記事をご参考までに・・・)
もし、10月まで保有したいのであれば、限月を10月で選ばないといけないですね。
コンタンゴとバックワーデーション
上の現在値をご覧ください。
限月が10月になるにつれ(当月から離れるにつれ)価格が上がってることがわかります。
これをコンタンゴ(順さや)といいます。
また、これと逆になっているものをバックワーデーション(逆さや)といいます。
なぜコンタンゴが順ざやなの??
ほとんどの先物に言えることなのですが、原油などの商品には在庫するコストがかかります。
時間が経過するにつれ、コストはかかり続ける訳です。
つまり、商品価値からコストを除くことになるので、価値は通常減っていくのが普通なのです。(未来の価格は高くて、現在の価格は低い)
つまり、順当にいくとコンタンゴという事なのです!
歴史は繰り返す
急落があれば、そのままではなく、必ず反発が起こります。
過去の歴史からもそのようになってますね!
また、過去の歴史からみなくても考えればわかる部分もあります。
原油は世界中で最もメジャーな燃料の1つなんです。
前回お話しましたが、車、船、飛行機などの動力の燃料、火力発電などの熱の燃料として使われます。
原油の代替燃料はいろいろ開発されています。
例えば電気自動車。
ただ、今すぐみんな電気自動車になるか?と言われればそういうわけではありません。そもそも電気自動車を買わなければならないですし・・・
だから今すぐ需要がなくなるはずがないのです。
需要がなくならない以上、価格はつきます。
供給量が多すぎれば、減産して価格調整も行うからです。
さて、原油取引やろうかな??
歴史的に安いなら買ってみようかな??
と興味を持ってくれた方もいらっしゃると思います。
そこで、取引業者はここです!
と言いたいのですが、このサイトをみてやったら損した・・・・
と言われると困りますので、一通りご案内して、最後にさらっと照会させて頂きますね。
次回はETF、とCFDまとめて解説します!
このあたりが分かったうえで、興味があればトライしてみてくださいね!
では、また次回~